巣立ち雛の真実

一昨日、まだか家の庭に2羽のヒヨドリの巣立ち雛が出現しました。

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毎朝、親ヒヨドリの姿を見ていたので、珍しいなぁと思っていたのですが
庭木の何処かにヒヨドリの巣があったのでしょう。
雛が地面を歩く姿は頼りなく心配になってしまいますが、
調べてみるとヒヨドリは孵化から10日ほどで巣立ちをして、その後2週間ほど
地面で親から餌をもらいながら、飛ぶ練習や餌の捕り方など様々な自然界で
生きていく術を学び、これを巣立ち雛と呼ぶそうです。
飛べない雛が地面でそのような状態で生きているとは全く知りませんでした。
また、巣立ち雛の習性を知らない人間が、保護してしまうことが多いらしく、
これは保護ではなく、誘拐行為になるそうです。
人間が離れるとちゃんと親鳥が餌を与えに来ていますので、
野良猫が心配ですが、このまま見守ることにしました。

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体の大きい方の雛が庭を盛んに動き回り昨日の夕方には姿が見えなくなりました。
元気に育って欲しいですね。
日本野鳥の会ではポスターで啓発しています。

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